デジーノペインテッドクオリティー
デジーノペインテッドクオリティー
今回はカスタムのお話
LEBENの詳細は?と聞かれてしまいそうですが、今回は宣伝しても数がこなせないので・・・
とはいえ、明日にでも、しっかりと詳細をアップします。
最近の量産品のカラーはダーク系が主流。
もちろんカスタムでは派手なカラーも健在。
DESIGNOへのメーカー様からの依頼もダーク系が主に。
DESIGNOの強みはペイントの技術、そして設備。
カスタムショップではなくメーカー品を量産するわけですから設備は当たり前なんですが。
塗料は車用のもので、さらに焼き付け塗装、乾燥炉を完備。
塗料は自社でも調合もします。
メーカー様も、ここから選んでもらったりもします。
メタリックも各種在庫。
メタリックは粒子の大きさや輝度で雰囲気ががらっとかわります。
マジョーラも在庫。
自社ペイントでは関西ペイントのパラディー。
価格はビビります!!
ここ最近の一番人気はダイヤモンドブラック。
ブラックにメタリックやパールを若干いれます。
一見ブラックですが光があたると輝きを放ちます。
メタリック、パールによっていろいろなダイヤモンドブラックがあります。
その場で調合しますので10分もあればイメージ通りのカラーが完成!!
画像はボンバーファクトリーエフェクト。
関西ペイントパラディープリズムシャイン10:原色400ディープブラック。
キャンディースモーク
某メーカーさんのキャンディスーモークペイント。
難易度マックス!!
一般的にはメタリックシルバーの上にキャンディースモークを塗装すします。
暗いカラーですが、ギラギラして渋くかっこいいですが、難易度の高いカラーです。
このロッドの場合、シルバー箔のシールにこのキャンディースモークを塗り、あたかも最初からシールがICカラーのように仕上げています。
問題は塗料の濃さ、塗装回数。
全く同じ条件、回数でも濃さが変わってしまうため、基本感覚です。
しかも何百本も…
この拘りをデジーノが形にします。
他社さんですが愛着がわきますね(^'^)。
最初からシールにこの色があればいいんですけど・・・
ともあれ、これらは高性能なロッドができたからこその、デザイン!!
性能が悪ければ、塗装の拘りにもいきつきません。
ステッカーはシルバー
キャンディースモークを塗装。
ペイントギャラリー
塗装は下地を制するものが塗装を制します。
しっかりと下地処理することで、なめらかな塗装面、そして強い耐久性が生まれるわけです。
最初は私の趣味・・・(笑)
車のエアロや補修も自分でやっちゃいます。
この時の経験はロッドビルドに活かされていきます。
懐かしいキャデラックエスカレードプラチナムコレクション、ホイールペイント&テールブラックアウト&エアロワンオフ加工。
当時はめったに走っていなかった(^'^)
当時はスワロフスキーが流行っていて、それが嫌だったのでキャンディーに塗装(^'^)
ちょっと、ほんのわずか、かすかに、いやらしくなってしまいました(笑)
テールランプブラックアウト。
キャンディースモークペイント(^'^)
ただでさえ珍しいエスカレードのエアロ!!
さらにワンオフ加工!!
自分でやっちゃいます!!
エッジをととのえて(^'^)
金具も補強(^'^)
塗装後は、徹っ底的にこれでもかって磨きます(^'^)
塗装ももちろん自分で!!
小さいグリルも作っちゃいます。
アルミをまげて(^'^)
こんな感じ!!
でっ!!
完成直後に盗まれました(>_<)
画像は携帯のみ・・・・
ちゃんとしたカメラでとってからにしてよ~
でっ!!
今はQX80(QX56)です(^'^)
これもエアロは特注です。今は昔と忙しさが比べ物にならないので業者に(^'^)
これを自分でやったら、待っていただいているお客様に怒られてしまう・・・。
ボートも塗装!!
モールがアクセントになっているんですが、フェンダーの役目も。
8年たちますが全然平気です(^'^)
バスボートも全塗装(^'^)
太り始めたころの私。
昔は今より16kgほどカルカッタ・・・
塗装ブースがないため地面に水をまきます。
ほこりがたたなくなります(^'^)
海外からリベットを取り寄せて打ち直し。
基本初めての作業もプロ並みにこなします。
もちろん徹底的に情報収集してイメージしてから!!
こ
こまでは趣味、ここからは仕事です。
※現在は手が回らなく休止中です。
サンドブラストで塗装を剥がします。
このまま組んでもかっこいいかも!!
ここまでやるのはDESIGNOだけ!!
今はストップですけど・・・
サフのあとにベースカラー
完成。
デジーノではリールのドライバーも削りだします。
一般的なドライバーではリールには適合せず、ネジを痛めてしまいます。
まだまだお見せできない工具がいっぱい!!
技術やクオリティーを上げようと思うと、手先の器用さはある程度のところで意味がなくなります。
そこからはオリジナルの工具、機械、そして仕組み。
木目塗装。
高級車のカスタムする技法です。
どうやってやるかというと。
手で描きます。
通常の木目塗装は水転写という方法でプリントを転写します。
この方法ではプリントのためドット模様や境目の模様がずれたり、伸びたりとリアルさがいまいち。
とはいえ、フリーハンドなため難易度が高いだけでなく、本物のウッドの研究も必要です。
これらのペイントは全て車業界のもの。
釣り業界だけでは不可能なカスタムです。
他業種に目をむけたからこそ進化した部分じゃないでしょうか。
ベースブラック。
本体を60度に加熱。
サフを若干離して吹き、一瞬で乾燥させ細かい突起状の肌に仕上げます。
なるほどと思った方やりますね(^'^)
次に黄色を薄く。
フリーハンドで描きます。
THE 「 手 」!!
完成後のイメージをしながら。
いい感じ(^'^)
さらにキャンディーレッドを吹きトップコート。
ベース色、描き方、キャンディーによっていろいろな木目が可能!!
まさか!!
リールもやっちゃいますか(笑)
偏光塗料。
ヤンキーピンク!!
キャンディーパープル。
マジョーラエキショー。
キャンディーパープル
マジョーラエキショー。
キャンディーオレンジ。
チョコレート。このカラーの調合が難しかった・・・
ピンクパール。
フルオーダーでのブランク塗装。
ベースをブラックで七色ラメをちりばめ、ネイル用のステンシルを使って桜を画きます。
メインパールホワイトは特注でレクサスLS460のクリスタルパールホワイトシャイン。
5層コート。
あの竿っぽく、今は絶対にしません(笑)
ネーム部のブランクスの塗装をはがし、キャンディーレッド。
クリアの赤を塗装するとあの茶色っぽい赤褐色の色になります。
ステッカーも作っちゃう(^'^)
パイプにステッカーを張り、トップコート。
隙間が空かないようにコルクとEVAのワンオフ加工したものを取り付け。
この精度自分でもしびれます(^'^)
アバランチスペシャル!!
リールシートはマジョーラマゼラン。
パイプキャンディーペイント&パール多層コート。
これはつい最近2014年。
今ではいくらもらっても受けない、超特注!!
パフィーのあみさんのロッドも作りました。
ワンオフリールシート。
加工よりも塗装が難しい!!
グラフィック塗装。
ロッドの補修
補修したことがわからないくらいのクオリティー。
表面をならして塗装。
ご覧のとおり(^'^)
昔のラバーペイントは弱かった・・・
ということで通常の塗装に。
スクリューをはずすため一度ばらします・・・
薬品処理。
裸に。
下地処理。
ダイヤモンドブラックに塗装。
パーツを移植し、同じ形状に加工したコルクをつけて完成。
フードは新しいものへ交換。
トリガーの先端の傷・・・
純正仕様の塗料。
ぼかしながらペイント。
販売予定のペインテッドリールシート!!
焼き付け塗装。
全国の拘りビルダーのために、ブツは一切許さない!!
耐久性、クオリティーが違う!!
また、ルアーを作りたくなってきた(^'^)
下のルアーは私が23歳の時の作品。動きとしては駄作です・・・
いろいろ企み中(^'^)
Quality of heart
DESIGNO